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住民票の保存期間が延長か

不動産の登記手続きのための必要書類の準備をしていると、昔の住民票の保存期間が過ぎてしまって取得できないことが多くあります。

 

引越しや死亡で抹消された住民票(住民票の除票)の保存期間が5年間と住民基本台帳法施行令で決まっているためです。(5年を過ぎても保存・交付してくれる市町村もあります。)

 

個人的に5年間という保存期間は短すぎると日ごろ思っていました。今は昔と違いデータ管理もできるんだからもっと長期間保存できるだろうと疑問に思っていました。

 

そんな折、8月22日の朝日新聞DIGITALで【住民票の保存期間、5年→150年間に総務省が方針】という記事を見つけました。

 

不動産登記簿上の所有者の住所の調査をしやすくしたり、相続登記を促すため、住民票の除票の保存期間を現行の5年から150年にする報告書を総務省の有識者研究会がまとめたとのことです。

 

来年総務省が関連法の改正案を通常国会に提出するとのことなので住民票の保存期間の延長の可能性が高くなりそうですね。

 

そうなると司法書士実務もやりやすくなるので大歓迎です。

 

司法書士 佐藤賢