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平成27年度司法書士試験出願者数の発表

今年の司法書士試験の出願者数が法務省のホームページで発表されていました。


昨年度から2784名減少して21754人です。かなりの減少です。


平成22年度の出願者数が33166人でしたから5年で1万人以上出願者数が減少しています。


色々な理由が考えられると思いますが、弁護士をはじめとした士業の試験に合格しただけでは食えないととか、司法書士試験は難しい割に収入が少ないといった情報を世間のみなさんが知るようになったからかなと思います。


実際司法書士試験の合格はスタートに過ぎません。合格してからの方が色々と大変ですよ。

開業してから上手くいくかどうかは自分の能力次第です。勉強ができるだけではやっていけません。


司法書士になろうと思っている人はあらかじめ現実の厳しさを知って覚悟しておかないと、合格後こんなはずじゃなかったと後悔することもあるかもしれません。現実を知ってびびっているようであれば違う道に進んだ方がいいです。


ただ試験勉強中に合格後の大変さを考えていたら、勉強のモチベーションが上がらないと思います。覚悟を決めて司法書士受験生になったのであれば、受験生の間は合格後の楽しさをイメージして勉強するようにしましょう。その方がモチベーションが上がり、勉強に集中できるので合格が近くなると思います。


実際司法書士の仕事も大変なことばかりではなく、その分仕事の楽しさや大きなやりがいもありますし、かなり稼いでる司法書士もたくさんいますからね。


司法書士 佐藤賢